生きてるけど生きてるだけみたいな、

そんなサブカル漫画を友達に借りて読んで。

特に感動もしないまま終わって。

あいつがまた一つ売れて。

静も濁も食らって上に行こうとしていて。

でも俺のがすげーよなんて根拠はないけど。

なんて事を思って。

スーパーに向かって。

家族は手を繋いで。

恋人達は夏を食んでる。

家に帰って。

特売の素麺を湯がいて。

テレビを付けてどこの世界の話だよみたいなニュースをだらだら見て。

タバコの煙を眺めて。

君の嫌いな匂いに包まれて。

生きてるけど生きてるだけみたいだ。

re:insomnia

なんかね癖になっちゃうんだって君は言ってた。
埋めて、綻んで、また埋めて、綻んで。
麻薬とかってこんな感じなのかな?なんて君はおどけて笑ってた。
ねぇ、あなたはとっても暖かくて優しいねとも君は言ってた。
本当はちっとも優しくなんかないのに、僕は僕の為に君に優しくしてるんだ。

なんて事は隠したまま、僕もおどけて笑ってた。
でもね別に平気なの、ほら今のこの苦しみもちゃんと終わるし、終わらないものなんてないからね?なんて君は笑ってた。
それに、変わらないものもないから安心して、あなたが私を好きだってその気持ちもすぐに変わるし終わるからって。

 それに、ほら、あなたの事を好きになる事もないからなんて君は言う。

僕はずっとうなづいているだけだった。

嘘が嫌いで嘘つきな君が欲しいものが分からなかった。

でもそれだけは嘘だって決めつけていた。

決めてしまう事にした。

 

これはきっと僕と君との勝負なんだ、変わらないものがないなら、君が抱く僕への気持ちと僕が抱く君への気持ちとどっちが先に変わるのかの。
それまでずっとそばにいられたならきっと僕の勝ちなんだ。
きっと僕の勝ちなんだ。
きっと。


君はずるいな。
いつもそうやって僕が君を嫌いになれない小さな隙間を残してく。

君を嫌いになれたらどれだけ楽なのかなって考えてしまう。

暖かくてやらわかい白でぼんやりとした日々を探しているのに。

そんな事よりも君がいない日々の方がずっとつらいって事に僕は気付けなかった。

嫌いになろうとなんてしなければ良かった。

嫌いになろうとなんて。

今いるここがそこじゃなくても僕はずるくて可愛い君のその掌でずっと踊っていたかった。
正しくなろうとなんてしないで欲しかった。
間違ったままでもずっとそばにいたかった。


終わらないものなんてないって君は言う。
変わらないものなんてないって君は言う。
 僕の君への気持ちも変わるし終わるなんて君は言う。
ねぇそれなら君のその考え方だって変わるし終わるよ。
ねぇ?そうだろう?

最低だよねって言う君のその全てが愛おしかった。
いつまでも抜けおちない足跡も。
すぐに抜け落ちるその記憶も。
わざと嫌われようとするその癖も。
君がここまで生き延びる為に必要だったのなら僕は何もかも肯定して何もかも許してずっとそばにいたかった。
僕は。
僕は。

うじうじぐちぐち

ムカつく事だらけだ
俺の1時間を2秒で飲み干す全員
上から見下してくる背の低いあいつ
交友関係の自慢しかしてこないそいつ
飲み物持ってきますよぉってこっちまできて必要以上に指絡めて受け取るこいつ
みなさん何の集まりなんですか?
って聞いたらみんなミュージシャンなんですー
だってさ、最悪
人格と音楽が比例するなら全員ゴミみたいな音しか鳴らしてないんだろうな
なんて事を思う俺もゴミみたいな音鳴らしてしまいそうで嫌になる
あとこんな風に書かなかったら眠って起きればまぁいっかって怒りとかなくなる自分にも今はムカつく
怒りの感情持続できない自分が嫌だ
今だってきっと無理矢理ムカつこうとしてる
全部糧にして音楽にしてやりたいのに、節操なくなんでもかんでも隠しておかなきゃいけない君との事までも詩にして音楽にしてやろうなんて思ってたのに
本当の事を嘘みたいに歌おうなんて思ってたのに
よく分かんない
どうでもいいや
ただ美しい物語をみたいや

Re: 染まる

世界は美しいと言うのには
どうにも僕らは汚れすぎてた
あなたは美しいと言うのにも
どうにも僕らは汚れすぎてた
それなのに
相も変わらず綺麗なふりを続けては
愛も変わらず綺麗なふりを続けてたんだ

 

ねぇ、さよならを言いたくなかったあの頃の僕は願いを込めてそれじゃまたね?と君に言ったんだ。

 

「久しぶり、元気にしてる?」
なんてメールが始まり。
君は僕らのアイドルだった、勿論僕もその他大勢にそぐわず君が好きだったし君もその事を知っていただろう?
君には両想いの彼がいて、僕はそれを見てるだけだった。
でもまだ幼かった僕らは付き合うなんて事知らなかったし、君と彼もそうだった。
あれから何年たっただろうか。
君は誰にでも抱かれる女になった。
あなただからだよ?って君は言ってた。
そんな甘美な嘘も話せる様になったんだね。
あぁもう吐きそうだ、ねぇどこでそんなの覚えたのさ。

 

君はとても綺麗だった。
塗りたくった嘘もとても綺麗だった。
僕はずっと騙されていたかった。


涙なんて流さないで。
僕らの嘘が崩れてしまうよ。
その手を僕は掴めなかった。

あの頃の僕が重なる。

願いは嘘になって。

それじゃまたねと僕は吐いたんだ。

 

僕らきっと恋みたいなふりをしていた。
僕らきっと愛みたいなふりをしていたんだ。

春になりました

終わりと始まりをまた繰り返して。
春になりました。
新しいバイトを始めました。
自宅とバイトの往復の日々で人と笑う事は少なくなりました。
バイト音楽バイト音楽バイトバイトそんな感じです。
あ、好きな人が出来ました。
本気で好きだって思うんだ。
君を想ってまだ見ぬ君を想っていた僕はなんて卑怯で嫌な奴なんだろうって思います。
でも僕はと言えばお金もなければアルバムを完成させなきゃいけないなんて時間に追われて。
どこに好きになってもらえる要素があるんだろうなんて思います。
僕は君がいればそれ以上何もいらないけど。
君も僕がいればそれでいいよなんてどうか思ってくれはしないだろうか。
スーパースターになって迎えに行くなんて言ったとしてもその頃にはもう結婚しちゃってたりするんだろうな。
僕以外誰も愛せないくらいに嫌な女になっちゃえばいいのに。
弱音ばっかり良くないや。
未来の話は笑顔でしなきゃいけないんだよってなんかで言ってました。
最近そういう真っ直ぐな眩しい言葉が何よりも大事だよなって思います。
真っ直ぐな言葉は泣きそうになる。
大丈夫全部うまく行く。

もうこれで死んでもいいや、か、もうこれで生涯生きれるや。
どっちになるか分からないけど、そんな日々を求めて諦めきれないまま日々にしがみついてます。
もしかしたら明日かもしれないし。
明日も生きなきゃいけないし。
なんて縋るように生きてます。
人に生まれたからには愛し愛されたいよな。

明日も生きようね。

don't worry

6畳一間閉め切ったカーテン微かに溢れる太陽すらうざったくなって布団に潜り込む。
君が残してった消えかけの微かな香りでなんとか呼吸を続かせる。
バイト先からの電話もかかってこなくなったし、今月の給料はきっと入らないだろうな、なんて事を考える。
携帯の灯りはなんだか優しい。
インターネット、TwitterFacebook、誰彼かまわず優しくない日常が飛び込んできても。
みんなどこへ向かっているんだろう。
僕はどこへ向かっていたんだろう。
小さすぎる僕の日々を大きなその眼で見つめてくれた。
大丈夫だよ、って君の言葉を思い出す。
バイト先でムカつく店長に叱られたんだ、誰もいないフロアで今日も1人で歌ってきたよ、あ、ねぇ今月さ、ちょっとだけお金貸してくれないかな?なんて事ばかり僕は言ってた。
ねぇ本当は大丈夫なんかじゃなかったろ?
微かに残った君の香りも誰かの香りでうやむやになる。
また呼吸が続かなくなる。

 

なんて事を思ってるうちに眠りに落ちる。
朝が来て夜が来てその繰り返しの何度か目。
ギターを手に取って音を鳴らした。
大丈夫だよ、って君の言葉を思い出す。